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2010年6月24日 (木)

ハードディスクって何するもの?

ほとんどのパソコンに搭載されているハードディスクドライブ。
HDDと略すことが多いのですが、何者なのでしょうか?
いや、何をするものなのでしょうか?

ハードディスクは大雑把にいってしまうとフロッピーディスクの大容量版。
(フロッピーディスクもハードディスクも磁気ディスクです。)

フロッピーが、1MB(メガバイト)もしくは、1.44MBの最大保存容量に対して、
現在販売されているパソコンのハードディスクの容量は
500GB(ギガバイト)以上の物がたくさんあります。

※2013年6月現在、最大3TBのハードディスクが販売されています。
(TBはテラバイト、1TB=1000GB)

1000MB=1GBですので、ちょっと比較する気になれません。

Windowsパソコンのスイッチが入ると、ハードディスクに保存されているWindowsシステムファイルをメモリ上に読み込み、展開しながら起動します。

また、デスクトップやマイドキュメントにフォルダやファイルを書き込み、読み込みを行う格納場所です。

パソコンが動作している間、頻繁に読み書きを行っている、このハードディスクは振動にも弱く、非常にデリケートな代物です。
また、磁気を帯びていて、N極⇔S極と強制的に極性を変えてやるが故にいつか磁力が弱くなってくる部分があります。
そうなると、読み書きできなくなりハードディスクとしての寿命を迎えます。

ハードディスクからシステムファイルの読み込みができなければ、パソコンは起動しないのです。

私はハードディスクを自動車のタイヤに例えてお話ししますが、
いわゆるタイヤが擦り減っていつかパンクするようなものなのです。
バーストせずにじわじわ空気が減っていくタイヤで時速100キロメートルで高速道路を走っているようなパソコンが結構存在しています。

残念ながら、タイヤの目のように交換時期の目印が付いていないので厄介です。

しかし、読み書きできない個所が出てきたハードディスクは調べればセクターエラーという状態になりますから一つの目安になります。
ハードディスクの最適化を実行される方は多いと思いますが、そのツールの近くに「ハードディスクのエラーをチェックする」というメニューを見たことがある方も多いはず。
時間がかかりますが、たまには実行すると良いでしょう。

また、先日の記事にも書いた、S.M.A.R.T.エラーもハードディスクのエラー警告になります。

自動車は人の命を預かる物なので、車検制度などがあり、定期的に専門家がチェックするようになっていますが、パソコンは残念ながらセルフサービスが当たり前の風潮です。

ご自分で点検・検査できない方は、たまには専門家に調べてもらうと良いと思います。

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NIKKEI ON LINEで、ハードディスクの寿命について説明している記事を見つけました。
HDDの寿命はどれくらい?

ご参考にどうぞ。

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